音を飛ばすと英語っぽくなる【英語発音練習11日目】
こちらの動画を文字起こししました。
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こんにちは。リズミッシュのりょうこです。
センテンス単位での発音練習を通して、英語のリズムを身につける反復トレーニングをしています。
トレーニングの流れ
復習、本日のセンテンスの紹介、ポイントチェック、最後が文章練習です。
前回の復習
The house is behind her.
ポイントは3つ
1.文末の単語が代名詞の時は、1つ前の単語の母音に長さを持たせます
二重母音の場合は、最初の母音を長くします
2.代名詞の母音は弱くなります /bɪhaɪnd hə/
3.子音/s/は声を出さないように空気だけの音にします /haʊs/
では「女性の後ろにある家」を見てる気分で、文章2回繰り返します。
The house is behind her. /ðə haʊs əz bɪhaɪnd hə/
The house is behind her. /ðə haʊs əz bɪhaɪnd hə/
今日のセンテンス
It isn’t my dress.
今日のシチュエーションは、
通販で買った服が届いて箱開けてみたら、注文した商品と違っていたので「これ私の服じゃない」と言うシーンです。
次は発音記号です。
各単語をしっかり発音すると、
ɪt ɪzənt maɪ dres
これを、文章らしいリズムにしていきます。
文章としてリズムよく発音する時のポイント
1.代名詞は弱く発音する。
今日の代名詞はmyで母音が二重母音です。
/maɪ/の/aɪ/の両方の母音を弱くしてしまうと意味が分からなくなってしまうので、二重母音の場合は後ろの母音が弱くなります。
つまり前の母音が残ればよいことになります。
/maɪ dres/ よりも /maə dres/
リズムができました。
2.リダクション /t/
子音/t/の次に、さらに子音が続くときは、子音/t/が消えます
発音学習では、この現象をreduction 脱落といいます。
文章や単語の中で音が消える現象です。
子音の t,d,p,k
これらの次にさらに子音が続くと、消えて発音されなくなります。
理由は言いにくいからですね。
/t/とか/p/とか、はじく音を出すと、そこで音が止まってしまうので、あの英語らしい、音がずーっと続くリズムが壊れてしまいます。
日本語でも同じですが、普段話す言葉は楽に話そうとするのでそうなっています。
必ずということでもなく、例外もあります。
私のおすすめは、一辺倒にルールを覚えるというよりは、数をこなしてリズムを体で覚える方法です。そうすると、どんな文章でも自然と読めるようになっていきます。
今日のセンテンスで、子音/t/を入れて発音してみると、
iznt maɪ
/t/が入ると、全部の単語をはっきり言う流れになるので、maɪもしっかり言いたくなります。iznt maɪ
/t/を消してみると
izn maə dres
/t/が消えると、リズム的に/maɪ/も自然と短くなり、全体のリズムが整います。
3.音が消えるときの注意点
/t/が消えるということは、その前にある子音/n/が次の流れを作ることになります。
/izn maə/が上手く言えないときは、子音/n/、で舌が上あごへ持ち上がる動きになっているかを、確認してみてください。
日本語の「ん」だと次のmに移る時に、口を閉じるのに時間がかかって言いにくくなってるのではと思います。
子音/n/の練習は6回目の動画を参考にしていただければと思います。
ちなみにですが、自分が話すときは好きな方で話せば良くて、/t/が消えても消えなくても間違いではないです。
これを練習する理由は、ネイティブが発音する方法を知るためです。/t/が消えたときのリズムを知っておくとリスニング力が上がります。ですので練習しておいて損はないです。
文章練習
今日はポイント2つです。
1.代名詞の母音は弱くなります。
二重母音の時は、後ろの母音が弱くなるので、前の母音だけ意識します。
2.子音/t/の後ろにさらに子音が続くときは、/t/が消えます。
過去にやったポイント、
子音/n/や、文末の単語の母音に長さをもたせる、
ことも忘れないようにして、文章2回繰り返します。
It isn’t my dress. /ɪt ɪzənt maə dres/
It isn’t my dress. /ɪt ɪzənt maə dres//
今日のトレーニングは以上です
発音は口の筋トレです。
毎日少しずつ継続することで効果がでます。
1日1センテンス こんな感じでいくつかのポイントをピックアップして練習していきます。
ぜひチャンネル登録して頂いて、一緒にトレーニングしましょう!
ありがとうございました。
音声付き動画です。
6回目の動画はこちらです。