RHYTHMISH 英語リズムジム

発音スクールで学んだ発音知識をシェア

リンキングのコツ【英語発音練習5日目】

こちらの動画を文字起こししました。

 

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こんにちは。リズミッシュのりょうこです。

センテンス単位での発音練習を通して、英語のリズムを身につける反復トレーニングをしています。

 

レーニングの流れ

まずは復習を簡単にしてから、今日のセンテンスに入ります。

発音記号の確認、次にリズムのポイントと英語らしい音にするポイントを確認します。

最後に発音練習です。

 

前回の復習

This pencil is black.

ポイントは3つ。

1.文末の単語の母音に長さをもたせる “blæk”

2.be動詞の母音は弱くなりə(シュワ)に変わります。シュワではなく、前後の子音を意識すると自然と弱く聞こえます。

3./æ/日本語にない音です。区別して発音しましょう

 

これを踏まえて文章を2回ずつ繰り返しましょう。

This pencil is black.

This pencil is black.



今日のセンテンス

The pen is on the book.

今日のシチュエーションは、

ペンを探している人に「ペン、本の上にあるよ」と教えてあげるシーンです。

次は発音記号です。

各単語をしっかり発音すると、

ðə  pɛn ɪz ɔn ðə  bʊk

これを、文章らしいリズムにしていきます。

 

文章としてリズムよく発音する時のポイント

1つ目のポイントは、いつも通り、まずは文末の単語を強調します。
今日はbookです。

これまでは、pen、pencil、blackと長さを出せる母音でしたが、

今日は長さを出せる母音ではありません。

bookのような短母音の場合は、ためを作ります。

息を止めてしまうと単語が分かれているように聞こえてしまうので、

子音/k/に繋げる流れを忘れないようにします。

 

 

2つめのポイントです。

be動詞の母音は弱く発音する。

文章として読むときは、izのiがə(シュワ)、あいまい母音に変わります。

復習でもやりましたが、ə(シュワ)は発音しようと意識すると強くなってしまうので、

シュワではなく子音を意識すると、あいまいな音になります。

penの/n/の音で舌を上あごにつけて正しく発音し、言い終わったら、zの音に移行します。

ðə  pɛn əz

ðə  pɛn əz

 

リンキングを学習した方は、/n/と/ɪz/の音がくっついて/nɪz/になる、と覚えたかと思います。

ルールとしてそうなのですが、the pen nɪz と/nɪz/を意識すると、/ɪ/の音が強くなってしまい、日本語ぽくなります。どうしても日本語は母音がメインの言語の為、意識しなくても母音が強く出てしまいます。

ですので、意識を子音に移したぐらいが英語らしさにつながります。

 

 

英語らしくするための音のポイント

今日は、bookの/k/
子音/k/の音を練習します。

この音は声を出さない無声音です。

日本語の「く」だと、正しい子音の音ではありません。

ひそひそ声で「かきくけこ」と言った時の/k/です。

black、book

最後は声を出さないように発音します。

 

文章練習

気を付けるところは、

1.文末の単語は必ず強調しますが、短母音のときは長さではなくためを作ります。“book”

2.be動詞の母音は弱くなりシュワに変わります。リンキングを意識しすぎると母音が強くなりがちなので、子音を意識しましょう。

3.子音Kは声を出さない音です。


では、「本の上にペンあるよ」と語りかけるように文章2回繰り返しましょう。

The pen is on the book.

The pen is on the book.



今日のトレーニングは以上です

発音は口の筋トレです。

毎日少しずつ継続することで効果がでます。

1日1センテンス こんな感じでいくつかのポイントをピックアップして練習していきます。

ぜひチャンネル登録して頂いて、一緒にトレーニングしましょう!

ありがとうございました。