ダークLはLより簡単【英語発音練習2日目】
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こんにちは。リズミッシュのりょうこです。
センテンス単位での発音練習を通して、英語のリズムを身につけていきましょう。
では、早速トレーニングに進みます。
トレーニングの流れ
まずは前回の復習を簡単にしてから、今日のセンテンスに入ります。
発音記号を確認し、リズムのポイント、今日は前回と同じなのでサラっと確認します。
それから、英語らしい音にするポイントを確認します。今日のメインはここです。
最後に発音練習です。
復習
練習したセンテンスは
It’s a pen.
ポイントは3つありました。
1.文章の場合は文末の単語、文章の最後の単語を強調します。
2.単語の強調の仕方は、母音に長さをもたせる。声のボリュームは変えません。
3.子音/n/を正しく発音すること。舌を上あごにつけてください。
これを踏まえて文章を2回繰り返しましょう。
It’s a pen.
It’s a pen.
今日のセンテンス
It's small.
シチュエーションは、
靴を買いに行って、試着してみたら、「あっ小さい」と言うときのシーンです。
発音記号の確認
各単語をしっかり発音すると、
ɪts small
これを、文章らしいリズムにしていきます。
リズムよく発音する時のポイント
今日のポイントは、先ほどの復習と同じですのでサラっといきます。
1.文末の単語を強調します。今日はsmallです。
2.強調する単語の母音に長さをもたせる。
3.強調するために声のボリュームは変えません。
驚いたりしたときに声のトーンが変わることはもちろんありますね。
ですが、こういう感情表現の声の練習は今後していくことにして、今はフラットに言う基本トレーニングということで、声のボリュームは変えないバージョンでしばらくは練習していきたいと思います。
英語らしくするための音のポイント
small の /l/ の発音を練習したいと思います。
日本人はLとRの発音が苦手と言われるので、/l/ を見ると意識してしまう方も多いかもしれないんですが、今日は意識しなくてもいい /l/ もありますよ、ということで、
単語の最後がLで終わるときをやりたいと思います。
発音の勉強をしていると「Dark L」という名前で登場する発音方法です。
子音Lの音なんですが、そんなにはっきり発音しなくていいよ。
みたいな音です。
Lを言いそうで言わないみたいな音です。
まず参考までに普通のLの音なんですが、
舌の力を抜いたままベターっと上あごにつけます。舌の先は歯の根元ぐらいです。
こんなにはっきり発音しなくていいのが、Dark L
舌を上あごにつける手前ぐらいで止めます。するとはっきりとした子音L “L”より弱い音がでます。
舌の動きを止めようとすると余計に力が入ってしまう場合は、最後舌が上あごについちゃっても大丈夫です。かるーく舌を動かしましょう。
pencil、girl、wallもDark Lです。
要は、強調する母音以外は、力を抜いて発音しましょう、ってことです。
センテンス練習
It’s はかるく
文末の単語small強調するために、母音に長さをもたせます。
「この靴小さい」と思いながらsmallに気持ちを込めて2回繰り返します。
It’s small.
It’s small.
今日のまとめ
Lで終わる単語の時は、舌を上あごにつけるつける手前で止めます。
今日のトレーニングは以上です
発音は口の筋トレです。
毎日少しずつ継続することで効果がでます。
1日1センテンス こんな感じでいくつかのポイントをピックアップして練習していきます。
ぜひチャンネル登録して頂いて、一緒にトレーニングしましょう!
ありがとうございました。